総務委員会
委員長 町田亮
秩父青年会議所は、今年度、創立60周年という記念すべき節目を迎えるに加え、一般社団法人として新たなスタートを致します。これは、これまで先輩諸兄姉が築き上げて来た歴史や伝統を受け継ぎ、未来へ繋げるだけでなく、一般社団法人秩父青年会議所としての新たな一歩を迎える大切な年になります。会議を支える委員会である総務委員会は、屋台骨として、大切な年であるということを念頭に置き、委員会運営をし、各事業を進めてまいります。
昨今、社会情勢が目まぐるしく変化し、会議の様式も様々な変化が求められる中、秩父青年会議所も状況に合わせ、万全な体制を整えなくてはいけません。最高意思決定機関である総会は、まさに一人ひとりの意思を集結させ、全員が意思を共有する場であると考えます。その総会を、どんな状況でもスムーズに開催、進行するためには、前例にただ則るのでなく、予測、準備、リハーサルを入念に行う必要があります。スムーズな会議は、一人ひとりが議題や意見に集中することができ、活発な議論を生み、総会の意義をメンバー全員がより意識できる場を提供できるからです。また、出席率向上についても、積極的に取り組みます。各総会で「何をやるか」だけでなく、「どんな意義を持つか」を事前に発信することで、義務的な意識から、意欲的な意識へと変化させ、メンバーの出席意欲をあげ、出席率向上に繋げます。
理事会は、ひとつの事業がどのように作られ実行されていくかを、理解・共有できる、まさに一人ひとりの意思が大きな意思となり、そして、新たな道を見いだすことを実感できる場です。その場を支え、より実感できるために、事前準備を徹底し、定款の定める方法で、公正かつ平等、そして厳粛に設営してまいります。
今年度は、3C協議会の主管として、ちちぶの未来を考えるセミナーを開催致します。3C協議会は、ちちぶ地域に存在する4つの組織が会合し、意識共有できるチャンスであると考えます。そのチャンスに、今後のちちぶはどうであるべきかを問うことで、各団体の意思を共有し、ちちぶ地域の発展へ繋がりができるよう設営してまいります。
会員名簿「なかま」や名刺は、秩父青年会議所の情報を確認出来るだけでなく、60周年を迎える秩父青年会議所としての“意志”をいつでも共有出来るツールと考えます。「なかま」や名刺は、正確性を重視し、その上、持つ事で誇りが持てるようなツールになるよう製作、発行してまいります。
日本青年会議所事業への参画は、今までの歴史と一人ひとりの力の集大成を実感できる機会のため、参加したことないメンバー、若いメンバーや新入会員にも積極的に声を掛けていきます。参加することで、青年会議所の大きさを知り、当事者意識を芽生えさせるきっかけになるからです。
このように、総務委員会は、各会議の設営、進行など、青年会議所の基礎となる部分に携わる事が多くあります。その基礎は磐石なものであるべきであり、我々の意志で作られ、守り、発展させていくものと強く感じます。今までの60年、これからの未来を築けるように、我々一人ひとりが意志を持ち、新たな道を切り拓くよう運営してまいります。
事業計画
1.総会の設営、理事会資料の配信及び理事会の設営
2.各種会議の議事録作成
3.会員名簿「なかま」の発行
4.名刺の作成
5.3C協議会への参画
6.(公社)日本青年会議所諸事業への参画(京都会議、サマコン、全国大会)
7.SDGsの推進
8.例会運営