なかま委員会
委員長 小池 直輝
私は実家兼仕事場が全焼する火災に見舞われた事があります。地域の方々に多大な迷惑をおかけし、人的被害はでなかったものの多くのものを失いました。何もかもを失い途方に暮れていた私たちを支えてくれたのは、地域の方々や友人達でした。この体験を通じて、ちちぶ地域の温かさとなかまの大切さを深く実感し、より一層ちちぶ地域が大好きになり、恩返しをしたいと感じるようになりました。そこで、20歳から40歳までの若きリーダー達が熱い想いを持ち、本気で地域を動かし、地域の未来を創る活動をしている団体があると知り、秩父青年会議所に入会致しました。日頃からちちぶ地域の事を考え活動している秩父青年会議所ですが、近年会員数が減少しており、存続自体が危ぶまれています。活動を継続し、ちちぶ地域をより良くしていく為に本年度なかま委員会として、一人でも多くのなかまを増やし、秩父青年会議所に新風を吹かせてまいります。
青年会議所活動は、家族の理解と支えがあってこそ成り立つものです。私たちは、家族やメンバー同士の交流を深め、日頃の感謝を伝える親睦会や、力を合わせて行う秩父音頭まつりを通じて、絆をさらに深めてまいります。このような活動を通じ、メンバー一人ひとりが家族や仲間との絆を再確認し、その温かさを感じてもらえる場を提供します。また、オブザーバーを招待し、交流を通じて秩父青年会議所の魅力を知っていただき、新しいなかまとして迎え入れられるよう、事業を構築してまいります。
例会や3分間スピーチでは、普段の生活ではなかなか得られない学びの機会を提供する事で、青年会議所メンバー一人ひとりの魅力をさらに引き出し、伝える力やコミュニケーション能力を高め、成功体験を積み重ねる事で自信を深めていきます。そして、失敗も学びの機会と捉えられる、成長の場を提供致します。
卒業式では、長年にわたり私たちを導いてくださった卒業生への感謝の気持ちを込め、多くのメンバーで、心からの敬意を表します。この特別な日が、心に残る思い出となるよう企画し、卒業生にとっても、私たちにとってもかけがえのない卒業式となるように心を込めて設営致します。
最後に、活動を通じて「なかま」の大切さを改めて感じ、地域と共に成長していくことが私たちの使命です。特に、地域の未来を担う新しいなかまの入会は、我々の委員会にとって最も重要です。新しいメンバーを迎え入れることで、組織全体の基盤をより強固なものとし、ちちぶ地域のさらなる発展に繋げていくことを目指していきます。共に成長し、諸先輩方から受け継いできた想いを引き継ぎ、ちちぶ地域をより活性化していく為、会員拡大に全力で取り組んでまいります。