JCブランディング委員会
委員⾧ 若林 滉貴
皆さまは秩父青年会議所の魅力をどれほど知っているでしょうか。私が当会について知人と話した際に、「名前は知っている」といった話は聞きますが、残念ながら活動や運動を広く認識している方は多くありません。当会入会対象である方々の中には、当会の情報を得る機会が少なく、“名前を聞いたことがない“、“イメージが湧かない“といった方もいらっしゃいます。私も入会後、数多くの活動や運動があることを知り、関わっていく中で、1つの事業を成し遂げていくプロセスからも魅力を感じました。これから当会と関わりを持っていただく可能性のある方々を始めとして、ちちぶ地域の皆さまに当会をより身近な存在として感じていただく必要があります。
今や、年齢問わずスマートフォンを使用しているのを目にします。誰でも簡単にWebサイトやSNSを利用し、情報発信や取得ができるようになりました。これによりSNSコミュニケーションの普及と共に情報発信手段が広がり、他者とつながるための選択肢も増加しています。また、以前のように顔つなぎのために外部へと出向く機会が減少し、団体に所属する魅力やメリットを感じにくくなっているのではないかと考えております。そのような現代社会に於いて、当会のブランディングを成功させる為には、時代の変遷に合わせた広報が必要となります。
当会のブランディングとしては、ちちぶ地域の皆さまに当会の魅力、イメージを認識していただくことが重要です。そのためにはまず、「多様な職種の方と関わりができる」「社会貢献団体である」などすでに周知されているイメージに加え、「助け合える仲間ができる」「自己成長できる機会がある」「発信力を培える場がある」といった今まで外から見えにくかった魅力を今以上に拡散していく必要があります。当会には多様な境遇、環境のメンバーがおりますので、多くの視点、角度からアプローチできると考え、当会の魅力を余す事なくお伝えすることができると確信しております。
当委員会ではブランディングの手段として、広報誌「れいめい」を始め、ホームページ、FacebookやInstagram、XといったSNSを積極的に活用してまいります。1つ目に、広報誌「れいめい」では伝統を受け継ぎ、当会の魅力やメンバーを広く知っていただけるよう努めます。2つ目に、各種SNSは若年層の目に留まりやすく、力を入れるべき広報ツールの1つです。事業紹介や各委員会の活動といった今までの広報に加えて、事業に対する思いやメンバーが感じる当会の魅力をお伝えすることで、当会をより魅力的に、身近に感じていただけるような発信をしてまいります。
JC講演会は、秩父青年会議所を地域の皆様に知っていただく事業の一角を担っております。ちちぶ地域の皆様と共に学び、有益な情報を持ち帰っていただくことのできる講演を企画してまいります。例会では、メンバーのスキル向上に繋がる事業を企画し、当会のブランディングをさらに促進してまいります。
結びに、当委員会はちちぶ地域全体に秩父青年会議所の活動、魅力をお伝えする役割を担っております。当会の魅力を最大限に発信し、今まで以上に地域を愛し、地域より愛される会にしていく一助となるべく、委員会メンバー一丸となって取り組んでまいります。