次世代人材育成委員会
メンバー紹介
<委員長方針>
子どもたちは、学校や家庭などにおいて様々なことを学び、日々、大人に近づいていき ます。自分は将来、どんな仕事に就くのか、どんなことを目的として生きていくのか迷い ながら、決断していきます。人生において重大な決断をするとき、自身の過去の経験を振 り返って、自分の適性を見極めて、目標を定めていくものであると考えます。
子どもたちには、様々な選択肢があり、無限の可能性があります。多感な時期をどのよ うに過ごすのかが、その後の人生にとって大きな影響を及ぼします。現代社会では、情報 通信技術が発達し、容易に知識・情報を得ることができるようになりました。しかし、自 ら「体験」する機会は徐々に減っているように思います。このような「体験」の重要性に 気付かずに、大人になっていく子どもたちは、少なくありません。実際の「体験」こそが 生きた知識・情報となり、人生を振り返ったときに記憶に残る経験となるのです。
新型コロナウィルス感染症の蔓延による自粛要請によって、社会には閉塞感があり、今 までと同じように自由に活動することは難しい状況です。しかしながら、このような時だ からこそ、子どもたちに少しでも多くの成功体験につながる機会を提供し、閉塞感のある 状況を乗り越えて、子どもたちの健全な成長を目指します。
そこで、本年度次世代人材育成委員会では、体験型事業を二つの柱に分けて構築してい きます。まず、自己の体力の限界に挑戦する機会を提供します。これによって、個を確立 し、豊かな人間性を育むことができます。つぎに、自己の想像力を広げることにつながる 機会を提供します。これによって、異なった意見について耳を傾け、争点を把握し、実情 に沿った解決方法を考えるなど、様々な視点から物事を考えることの大切さを学び、差別 や偏見に対して立ち向かう勇気と教養を身に付けることができます。
また、新型コロナウィルス感染症対策を徹底して新年会を開催し、当会の関係者の方々 へ新しい組織体制や方針を発表するとともに、交流をいたします。
さらに、芝桜まつりに訪れた観光客に対して、ちちぶの街中を回遊してもらうことを目 的として、ちちぶ地域の魅力を発信し、ひいては、ちちぶ地域の活性化を図ります。
夢を持つことは、日々の日常生活の中にあるハードルを乗り越えていくなかで、自分な りの価値観を見出し、人生の遠くにある目標を定めることです。不安を持ちながらも一歩 踏み出し、成功に近づくことで、自己肯定感を持ち、人生の遠くにある夢を描くことがで きるのです。次世代を担う子どもたちが、多くのハードルを乗り越えることにより、大き な夢を描き、ひいては、その夢に向けて、ひたむきに努力し、着実に歩んでいけるための 一助となると考えます。
本年度当委員会では、次世代を担う子どもたちが、様々な経験をし、人生の目標を描く ことかできるように、委員会一同誠心誠意取り組んでまいります。
委員 齋藤達也
勤務先
< 有限会社山サ運輸 >