私が家業を継ぐため、故郷の秩父に戻ってきて4年が経ちます。事業の維持発展、従業員の雇用の確保、業界全体の活性化などの様々な壁に直面して気付いたことがあります。それは、家業や従業員を守るには、長期的な視点を持ってちちぶ地域のあらゆる環境をより良いものにし、持続可能な地域にするために自らが行動しなければならない、ということです。 しかし、地域をより良くするためには、一人で行動するだけでは不十分です。多様な背景を持つ若者たちが集い、互いを尊重しながら友情を育み、地域への想いや目標を共有し、高め合うことで、共に行動を起こす地域のリーダーを増やしていくことが不可欠であると考えます。まさに、青年会議所は地域のリーダーを輩出していく組織であり、そのような場として存続し続けるためには、新たな「なかま」を迎え入れ、共に成長していく必要があります。 本年度なかま委員会は、次代を担う志高い「新たな会員候補者」を見出し続けると共に、新入会員のフォローアップと資質向上に注力し、会員数の維持拡大に努めてまいります。
会員拡大に関しては、単なる「人数の増加」を目的とするのではなく、「共に地域を想い、行動するなかまを増やすこと」を主軸において活動します。昨年度、秩父青年会議所には多くの新たな「なかま」が入会しました。皆、ちちぶ地域を良くしたい、自己研鑽を積みたい と真剣に考える、秩父青年会議所が誇れる人財ばかりです。そのような人財を引続き迎え入れていくため、ちちぶ地域のあらゆるところで活躍する熱意ある若者たちのところへ出向き、交流を深め、信頼を得られるように努めます。そして、現在の秩父青年会議所のリアルな姿を感じてもらえるように、例会や委員会事業への主体的な参画を促し、「秩父青年会議所で活動してみたい」と思っていただけるように努めてまいります。
これから入会してくる新入会員のフォローアップに関しては、新入会員が安心して活動に臨めるよう一人ひとりと向き合う時間を大切にすると共に、既存メンバーとの交流促進にも力を入れます。また、例会運営や3分間スピーチを通じて「なぜJCに入り、ちちぶ地域の未来のために自身がどうありたいのか」という各々の根源的な想いを互いに共有する機会を設けることで、会員の資質向上に努めます。これにより新入会員がJCの意義や良さに思いを巡らし、各々が目的を持って活動に臨めるような機運を醸成してまいります。
目先の利益だけではなく5年先、10年先、50年先の次世代に想いを馳せながら山々に苗木を植えるように、長期的な視点を持って行動することはJCの活動においても大切なことだと考えます。一人でも多くの「新たな会員候補者」を発掘し、秩父青年会議所の「なかま」として迎え入れ、次世代リーダーとして地域の未来のために共に成長していけるよう、なかま委員会委員長としての責務に向き合い「挑戦」してまいります。